第57回 全国学生青年合宿教室のお申し込みまで、しばらくお待ちください。

本合宿教育は、わが国の次代を担う学生青年へ、日本の長い歴史の中に蓄積された祖先の足跡を学び、先人に学ぶ真の学問をする場を提供するとともに、豊かな人間性の涵養に資することを目的としています。

それは幕末の松下村塾などに息づいていた祖国と学問と人生を総合的に理解、感得していく学びの場であり、青年同士の真剣な語らいが豊かな心の交流を生む世界です。

必ずや貴重な経験になるものと信じています。是非、ご参加下さい。

  • 世界における日本のあり方を考える
  • 我が国の歴史と文化をより深く理解する
  • 古典や短歌を通じて豊かな感性を育む

  • 気鋭の講師陣による講義・講話
  • 古典輪読の指導
  • 短歌創作及び相互批評
  • レクリエーション
    (カッター研修 ※1
  • 班別による研修・懇談

※1.レクレーションの内容が
   カッター研修に変更となりました
長ズボン、運動靴、帽子、タオル、
雨がっぱをご用意下さい




《演題》 歴史に学ぶ「公」と「私」の関係

【略歴】

  • 昭和8年(1933年)東京生まれ。
  • 東京大学文学部独文学科卒業。
  • 昭和60年より同大学教授、
    平成6年から16年3月まで明星大学日本文学部教授。
  • 専攻は比較文学、比較文化、日本思想史。

【主な著書】

  • 若き日の森鴎外(読売文学賞)
  • 宰相鈴木貫太郎(文藝春秋)
  • さらば東京裁判史観(PHP文庫)
  • 靖国神社と日本人(PHP新書)
  • 和歌に見る日本の心(明成社)
  • 皇位の正統性についてー「万世一系の皇」理解のために
    (明成社)
  • 日本に於ける理性の傳統(中公叢書)
  • なぜ日本人は神社にお参りするのか(海竜社)
  • 日本人の「自由」の歴史(文藝春秋)
 
小堀桂一郎先生の言葉『日本への回帰』第三十四集より
 

 最近の若い人達の間で生きることが難しい時代が再来したと申しましたが、これは昭和20〜30年代の日本の若者が感じた難しさとは性格が違ふものであります。あの時代は青年たちが、生きる目標と、自分がよつて立つべき基準とを喪失してゐたのです。そして、考へ深い人々は、所謂進歩的知識人が与へてくれる目標に懐疑的になつたりして、どうしてもついてゆけず迷つたりしてゐた。ところが現在は少し事情が違つてきてゐる。目標は確立されてゐるのです。

 もちろんその実行が困難であるといふ点で、昔とさう変わらないかもしれません。私の言葉で申しますと、目標といふのはグローバリゼイションの大波の中で一人一人が自ら文化防衛の戦士となるといふことだと思ひます。自己の日本人としてのアイデンティティについて、十分に自分の言葉で語り得る人となることであります。

 

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